人にできて、きみだけにできないなんてことあるもんか。
ドラえもん
英会話は技術です。ただ机に齧り付くだけで身につくものではありません。
スポーツのように、使うことで上達していくものです。
ですが、ルールを知らずにスポーツはできません。
英語とは、ルールを覚えるのが複雑なスポーツと考えてください。
では、そのルールとは何か? 文法です。
英語の技能は読む、書く、話す、聞くの4技能と言われます。
その中で最初に身につけるべき技能とは、”読む”=”文法力”です。
「文法はしんどい、面倒臭い」
はたしてそうでしょうか?
今、改めて本屋に行き、中学一年生の文法書を開いてみましょう。
This is a pen.
呆れるほど簡単に読めませんか?
実は、最近の調査により、語学を身につける力はあまり年齢に影響を受けないという結果が発表されました。
言語の臨界機と言われる小さな子供は別として、成人してから語学力を身につけるのは決して難しいことではないのです。
考えてみてください、苦痛を耐え、逸らし、自分をうまく調整する力、中学生のあなたと今のあなたでは比べ物になりますか?
中学1年生と今のあなたは、英語の語彙力で劣っていますか?
中学を卒業して大人になり、人生という経験を積む中で、あなたの中には着実に英語の情報が蓄積されています。
appleのスペルさえ知らなかった、あの頃のあなたとは違うんです。
This, It, study, have, be…
当時はひたすらちんぷんかんぷんだったアルファベットの羅列が、なんとなくでも簡単に思えるようになっているはずです。
どうですか?改めて中学校一年生の英語を勉強するのって、思ったより楽に感じられてきませんか?
この、「楽だな」という感覚が大切です。
英語は技術である以上、ある程度反復練習が必要です。
反復することによって反射的に言葉が出るようになる。
どの単語の次に、どんな品詞がくるか。
Itならis,was,has、Heならis.was,hasなど、反射的に次に来る単語を思い出せるようになるための反復練習。
その大敵はしんどさ、わかりにくさです。
中学一年生の、果てしなく簡単な教科書と向き合い、作業的ドリルやアプリを繰り返す。
やがて1冊のドリルが終わり、2冊、3冊。テキストも1章から2章、3章と次々に進んでいき、スピーディに達成感を得られるでしょう。
思ったよりずっと早く、あなたはテキストを終わらせられるはずです。
どうですか?中学1年生が1年かけて苦しみながら身につける文法、
苦難を逸らし、生活の中でたくさんの言葉を身につけた今のあなたはずっと早く、楽に身につけられるなんて、ごく当たり前のことです。
騙されたと思って、
まずは本屋に向かい、できるだけ簡単なテキストを開いて、
モチベーションを高めてみましょう。
コメント